外反母趾の治療において保存療法をやっても痛いか、変形が強くて普通の靴を履けない人には、手術をすることになります。

外反母趾の手術は、手術の一ヶ月程度前に外来を受診して、手術を受ける意志を確認します。この時に手術を受ける日を決め、手術法の簡単な説明と、麻酔法の説明や注意事項を受けます。

また看護士からも、入院に必要なもの、手続きや書類などの説明がを受けます。

しかし、もし後で手術を受けたくなくなったら、早めに知らせるようにしましょう。


外反母趾の薬物療法は、外用薬が原則です。外用薬には、塗り薬と湿布剤があります。塗り薬は有効成分を溶かし込んでいる基剤によって軟膏とクリームに大別されます。

軟膏の方が皮膚に対する刺激性が少なく、クリームの方が皮膚への浸透性に優れべとつきません。湿布剤にも、冷湿布剤と温湿布剤の二種類があります。湿布剤を使うのであれば、冷湿布剤でも温湿布剤でも効果は同じなので、気持ちがよく好きな方を使ってください。

塗り薬は、靴を履いたり歩いたりしても邪魔になりませんが、理想的には、一日6回ぐらいは塗らないと効果は持続しません。その点、貼り薬は、貼っておけぱ一日ぐらい効果が持続します。 しかし、違和感があって歩いたり、靴を履くのにはもう一つです。贅沢がいえるなら、靴をはいて歩く昼間は塗り薬、寝ている問は湿布剤がよいようです。

飲み薬は、原則として使わない方がいいのですが、炎症が強く、痛みが外用薬だけでは止まらない場合には期間を限って使ったほうがいいでしょう。

また注射は、ごくまれに親指の付け根の内側を押すとジンジン指先に痛みが感じることがあるときにステロイド系の局所注射をすることがありますが、例外的なことです。


外反母趾の手術の傷痕は一人一人違います。一年もしないうちに、どこを切ったのかなと思う人から、ケロイドになって後が残る人もいます。人の体質のよって様々で、それは、手術をしてみなければ分かりません。

擦り傷や切り傷の痕が盛り上がったり、色素が沈着して黒ずむ人は、あまり期待しない方が無難です。

いずれにしても、外反母趾の手術後6ヶ月頃が一番、傷痕の目立つ頃です。この後、少しずつ薄くなっていき、手術後3年ぐらいまでは改善していきます。

傷痕がケロイドになってしまった場合には、絆創膏や医療用のスポンジで盛り上がったケロイドを押さえます。

傷痕が広がるのがいやな人は抜糸が済んだ後も、2、3ヶ月サージカルテープという刺激性の少ない絆創膏で傷痕をカバーしてください。


【外反母趾の治療と対策】については私が運営しているホームページを参照してください。

http://matome0.sblo.jp/article/176926565.html